
「50代で引きこもりだけど、社会復帰は難しいのかな…」という悩みを抱えていませんか?
引きこもりは若い世代の方が多いイメージですが、40代や50代の方でも引きこもりの方は少なくありません。
50代の方の引きこもりの方でもまだまだ社会復帰は可能で、これまで培ってきた知識や経験を活かしながら働くことができます。
そこで札幌市西区にある就労継続支援B型事業所の「ジャバメート」が、50代から引きこもりを抜け出すための方法について解説していきます。
50代で引きこもりを抜け出したいと考えている方は、参考にしてみてください。
札幌市西区にある就労継続支援B型事業所「ジャバメート」では、ひきこもりで外出が難しかった方が「社会復帰できた!」という嬉しいお声をたくさんいただいています。お電話またはお問い合わせフォームから「お申込み」いただき、見学・体験ができます。ぜひお気軽にご相談にいらしてください。
目次
50代引きこもり、現状と向き合う
まずは50代の方の引きこもりの現場やきっかけ、悩みについて解説していきます。
どのくらいの割合の方が引きこもりになっているのか気になっている方は、ぜひチェックしてみてください。
50代引きこもりの現状
50代の引きこもりの現状は、政府が発表している「こども・若者の意識と生活に関する調査」では以下のとおりです。
年齢 | 割合 |
---|---|
15~39歳 | 2.05% |
40~69歳 | 2.97% |
40~69歳までと幅広いですが、約3%の方が引きこもりとなっています。
また東京都江戸川区で行った調査によると、引きこもりは40代が最も多く、次いで50代が多い結果となっています。
引きこもりの年齢 | 割合 |
---|---|
40代 | 17.1% |
50代 | 16.6% |
30代 | 13.9% |
このような調査結果からもわかるように、40代や50代の方で引きこもりになっている方は多いです。
そのため、自分が引きこもりだから社会復帰は難しいとは考えず、少しずつ前を向いて進んでいきましょう。
ひきこもりのきっかけ
50代の方が引きこもりになるきっかけは、以下のとおりです。
- 就職の難しさ
- 身体的な課題
- 家庭の問題
たとえば、50代の方は20代や30代と同じように将来性を加味して雇用してもらえないため、経験や実績がないと就職・転職が難しい傾向にあります。
そのため、未経験の業種への転職が難しく、同じ業種・業界の中から探す必要があると落ち込む方が多いです。
また年を重ねることによってイメージと身体の動き方に差が出てしまい、昔はもっと頑張れたけどすぐに疲れてしまうという問題も上がっています。
ほかにも、子どもが育ち教育費が負担になったり、親の介護が重なったりするタイミングで、心身ともに疲れて引きこもりになってしまう方が多いです。
50代特有の悩み
50代の方特有の悩みでは、身体の不調や老後に対する不安があげられます。
若いときは体力があったため、少しの無茶でも通用するケースは少なくありません。
しかし50代になると身体が思ったよりもついてこず、疲れやすかったりやる気が出なかったりする場合が多いです。また物忘れや記憶力の低下などから、ケアレスミスなどが起きてしまう場合もあります。
さらに若いときに考えたような裕福な生活ではなく、教育費などの負担が大きく生活が圧迫されている現状に悩みを抱えている方は多いです。
「今さら」ではない!50代からの再出発
ここからは、50代の方でも再出発は遅いのかについて解説していきます。
50代で引きこもりを抜け出そうと考えている方は、参考にしてみてください。
年齢と社会復帰
50代で社会復帰は遅いのではないかと考える方も多いですが、50代でも遅いことはありません。
国は高齢になっても働けるような環境構築を図っており、昔は60歳で定年でしたが、今では70歳でも働けるような状態が目指されています。
そのため、50代の方でも遅くはなく、70歳まで働くことを考えると50歳からでも約20年働くことが可能です。50代でも社会復帰は遅くないので、引きこもりから抜け出したい方は行動していくようにしましょう。
焦らず、自分のペースで
50代で社会復帰を目指したい場合は、焦らず自分のペースを大切にしましょう。
社会復帰をしたいからといっていきなり仕事に挑戦しても、心や体が付いてこないケースも多いです。
そのため、生活リズムを整えたりスキルアップを図ったりなど、小さな一歩から始めるようにしましょう。
経験を活かす
50代で社会復帰を目指したい場合は、経験を活かすのがおすすめです。
これまで培ってきた経験やスキルを活かしながら働ける職場を探すと、あなたに合った職場で働くことが可能です。
働いた経験があるからこそ活きる知識や経験もあるため、積極的に活用するようにしましょう。
社会との繋がりを取り戻す、具体的な行動
社会との繋がりを取り戻す具体的な行動として、以下の4つがあげられます。
- 生活リズムを整える
- スキルアップ
- 地域活動やボランティア
- 就労支援
それぞれの行動について解説していきます。
生活リズムを整える
50代から社会復帰を目指したい場合は、まず生活リズムを整えましょう。
生活リズムが乱れていると、働こうと考えても身体がついてこないという状態になりやすいです。
健康的な生活習慣を意識し、実際に働く時間に体を慣らしていくようにしましょう。
スキルアップ
50代から社会復帰を目指したい場合は、学び直しや新しい挑戦などを行い、スキルアップを図りましょう。
たとえば、今までの経験を元に学び直しを行うと、新しい情報を習得できるほか昔の知識を活かした応用力が身につきます。ほかにも新しいスキルを覚えることによって、自分の価値を高めることが可能です。
スキルアップを図ることで企業にも魅力的な人材として評価してもらいやすいため、スキルアップを図っていきましょう。
地域活動やボランティア
50代から引きこもりを抜け出したい場合は、地域活動やボランティアの参加もおすすめです。
地域活動やボランティアに参加することで、社会参加の第一歩にすることができます。
また家から出るという状態を作れるほか、人と関わることができるためコミュニケーション力を磨けますよ。
就労支援
社会との繋がりを戻したいときは、ハローワークや支援団体などの就労支援を活用しましょう。
たとえば就労支援サービスの「就労移行支援」は、一般企業を目指して働きたい方のスキルや知識向上をサポートしてくれます。ほかにもハローワークは地域の仕事を紹介してくれたり、職業訓練が受けれたりしますよ。
就労支援を活用して、少しずつ働ける状態を作っていきましょう。
相談して自分に合ったステップを考える
50代で引きこもりを抜けだしたい場合は、さまざまな機関に相談して自分にあったステップを考えましょう。
相談できる機関としては、以下の3つがあげられます。
- ひきこもり地域支援センター
- 精神科、心療内科などの医療機関
- 就労継続支援B型事業所
それぞれどのような相談ができるか解説していきます。
ひきこもり地域支援センター
ひきこもり地域支援センターは、すべての都道府県・指定都市にある引きこもりに特化した相談窓口です。
札幌市は白石区に「札幌市ひきこもり地域支援センター」があり、人や家族などからの電話・来所などに応じて相談に乗ります。
また相談に乗ってくれるだけでなく、医療や福祉、就労などの適切な関係機関につないでくれるため、あなたの悩みにあった相談が可能な機関がわかるでしょう。
精神科、心療内科などの医療機関
50代で引きこもりから抜け出したいときは、精神科や心療内科などの医療機関に相談しましょう。
精神科や心療内科であれば、あなたが心に抱えている悩みに対して的確にアドバイスしてくれますよ。
また50代でも働ける状態なのか、心身の調子を判断してくれます。
相談先で悩んでいる場合は、まず精神科や心療内科などの医療機関に相談してみましょう。
就労継続支援B型事業所
就労継続支援B型事業所は、障害手帳を持っている方や、就労経験があり、体力的や年齢的な理由から一般企業に雇用されるのが難しい方が利用できます。
あなたの体調や体力面を考慮して働けるため、少しずつ引きこもりから抜け出したい方におすすめです。たとえば、午前だけ、午後だけといった働き方や、週に1回または2回からなど少しずつ自立に向けて働けます。
いきなり社会復帰は難しいかもと悩んでいる方におすすめです。
札幌市西区にある「ジャバメート」は、就労継続支援B型事業所で、引きこもりから抜け出したい方の支援を行っています。
また週1回から働くことも可能で、洗濯やクリーニングだけでなくポスティングやオリジナル洗剤作りなどの仕事もあります。
これから少しずつ働き始めようと考えている方は、札幌市西区にあるジャバメートに一度相談してみてください。
50代からの仕事探し
50代から仕事を探したいときは、以下の3つの方法で探すのがおすすめです。
- 求人サイト
- ハローワーク
- 就労支援サービス
それぞれの方法について解説していきます。
求人サイト
50代から引きこもりを抜け出したい場合は、求人サイトをチェックしましょう。
求人サイトは年齢問わず使用可能で、業界社職種、勤務地などの条件を自由に設定して検索できます。
またハローワークや知人の紹介だけでは見つからない求人にも出会える可能性がありますよ。
あなたの得意や好きを活かした仕事が見つかる可能性があるため、仕事探しの際にはチェックしてみてください。
ハローワーク
厚生労働省が運営しているハローワークは、地元で働きたいという方におすすめです。
ハローワークは年齢制限がなく、シニア層向けの求人や50代以上でも歓迎している求人などを探せます。また仕事探しと合わせて、職業相談や転職サポートを受けることが可能です。
就労支援サービス
就労支援サービスは、「就労継続支援」と「就労移行支援」があり、心や体の調子に合わせて働きたい方におすすめです。
就労移行支援は、一般企業への就職を目指す障がいがある方を対象に、就職に必要なスキルや知識向上のサポートを行います。
また就労継続支援はA型とB型事業所があるため、希望に合った事業所を選択しましょう。
A型事業所は雇用契約を事業所と結び一般就労を目指しながら働く働き方です。
就労継続支援B型事業所は雇用契約を結ばず、通所して働いた作業内容に合わせて工賃として報酬が支払われます。B型事業所は体調に合わせて働くことが可能で、午前だけや午後だけ、週1回からなど無理なく働けますよ。
引きこもりから少しずつ働き始めたい方は、就労支援サービスがおすすめです。
50代におすすめの仕事5選
50代の方におすすめの仕事は以下の5つです。
- クリーニング業
- コールセンター
- 事務職
- 清掃業
- 製造業
それぞれの仕事の特徴について解説していきます。
クリーニング業

クリーニング業は、衣類や布製品の洗濯・仕上げを行うサービス業です。
仕事を通して洗濯やクリーニング技術を習得することが可能で、将来的に一人暮らしをしたい方や結婚したい方におすすめですよ。
また未経験の方でも歓迎してくれる企業が多く、50代からでも挑戦しやすい傾向にあります。
少しずつ働くことに挑戦したい方は、クリーニング業をチェックしてみてください。
コールセンター

50代の方は、コールセンターの仕事もおすすめです。
コールセンターはお客様からの連絡を受け、会社の商品やサービスを電話で紹介する業務です。
経験があると採用されやすいですが、経験がない場合でも採用してもらえる可能性があります。
また電話やメール対応になるので、肉体的な負担が少ないですよ。
事務職

50代の方でPCスキルを持っている場合は、事務職もおすすめです。
デスクワークが中心となっているため、50代で肉体的な負担が気になっている方でも働きやすいでしょう。
また過去に事務経験がある場合は、経験や知識を活かして働けますよ。
年齢を重ねても働き続けやすいため、定年後の再就職先としても注目されています。
清掃業

清掃業は経験や学歴を問わない求人が多く、年齢に関係なく採用されやすいため50代の方にもおすすめです。
また週に2〜3日などの仕事も多く、特別なスキルも不要で無理なく働けるでしょう。
清掃手順や使う道具はマニュアル化されているため、未経験者でも始めやすいです。
さらに体を動かす仕事なので、50代の方の運動不足解消や健康維持に役立ちますよ。
製造業

工場や倉庫などの製造業は50代の方にもおすすめの仕事・職種になります。
指定された内容に従って黙々と作業を行う仕事が多く、人と接することが苦手な方でも働きやすいですよ。立ち仕事や軽作業が中心となっているので、50代の方でも働きやすく運動不足解消にも役立つでしょう。
また趣味や得意を活かせる業種・業界の製造業であれば、モチベーションをいしじながら働きやすいですよ。
まとめ
50代でも引きこもりから抜け出そうとすることは遅いことではありません。
50代だからこそ、これまで培ってきた知識や経験を活かした働き方が可能です。
引きこもりを抜け出したい場合は、生活習慣の改善や地域活動・ボランティアに参加してみましょう。
引きこもりから抜け出したい方は、本記事でご紹介した内容を参考にしながら少しずつ前向きに進んでみてください。
まずはジャバメートでお仕事に挑戦してみよう!

ジャバメートは、札幌市西区二十四軒(札幌中央卸売市場向かい)にある、就労継続支援B型事業所です。地下鉄東西線「二十四軒駅」から徒歩8分と、地下鉄で通える便利なアクセス。
- 高収入を目指せる! 頑張り次第で、高い工賃をGET!
- 洗濯スキルがUP! 自分の洗濯物を週1回、仕事として洗えます。
- 自分に合った仕事を選べる! 洗濯、ポスティング、清掃、チラシ折りなど、色々な仕事があります。
- 楽しいイベント盛りだくさん! レクリエーションで、仲間と楽しい時間を過ごせます。
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そんな方も、ご安心ください。ジャバメートは、一人ひとりのペースに合わせて、丁寧にサポートします。
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