【札幌での障害者手帳の申請方法】取得条件・メリット・活用法を解説!

【札幌での障害者手帳の申請方法】取得条件・メリット・活用法を解説!

「札幌市で障がい者手帳の申請をしようと思っているけど、具体的にどのような人がもらえるの…?」
「障がい者手焼を申請するときはどのような手続き?必要なものはある?」

このような悩みを抱えていませんか?

障がい者手帳は体の機能に一定以上の障害があると認められた方に交付される手帳です。
日常生活に支障があることを表す手帳で、申請後に発行してもらえると、さまざまなサポートが受けられます。

しかし、障害者手帳はどのような手続きが必要なのか知らない方が多いです。

そこで、札幌市西区にある就労継続支援B型事業所の「ジャバメート」が札幌市の障がい者手帳の申請方法について解説していきます。

取得条件や障がい者手帳を受け取るメリットを解説しているので、障がい者手帳が気になっている方は参考にしてみてください。

札幌市で障害者手帳を取得するには?

まずは、札幌市で障がい者手帳を取得する際の申請手続きの流れは、次のとおりです。

  1. 札幌市役所の福祉課にて障がい手帳を申請したい旨を伝える
  2. 福祉課から申請手続きに必要な「指定医師診断書」を受け取る
  3. 指定医師診断書の内容に沿って医療機関で受診し、診断書を作成してもらう
  4. 診断書の作成後に札幌市役所の福祉課にて提出し、手帳交付申請書の記入を行う
  5. 手帳交付申請書を提出したあとは審査待ち(約1ヶ月半ほど)
  6. 審査終了の連絡が文書で届く
  7. 届いた書類や印鑑などを持参して手帳を交付する

基本的には、障がい者手帳を申請したい場合は、札幌市役所の福祉課の担当者に相談してみましょう。
必要な手続きや流れなどの説明が受けられます。
事前に申請に必要な条件や必要なものを把握していると、手続きをスムーズに進められますよ。

障害者手帳の種類3つ(身体・精神・療育)

障がい者手帳は「身体」「精神」「療育」の3種類があります。

身体障害手帳は視覚や聴覚などの身体に関する機能に障害が永続し、生活動作に不自由がある方が対象となります。手帳は1~6級あり、障がいが発病して間もない時期の場合は認定の対象になりにくい傾向があるため、注意しましょう。

療育手帳は18歳未満や18歳以上で申請方法と場所が変わります。

18歳未満の場合は札幌じ児童相談所にて療育手帳の交付判定を受けましょう。
18歳以上の場合は札幌市の区役所保健福祉課に申請を行うと、判定して予約が行えます。

「軽度」「中度」「最重度・重度」の3種類に分けられています。

精神障がい者保健福祉手帳は、精神疾患などが対象で、精神障害のために6ヶ月以上の通院をしている方などが対象です。
等級は1~3級あり、2年おきの更新が必要になります。

申請できる条件と対象となる人は?

障がい者手帳の申請条件・対象となる人物は、次のとおりです。

手帳の種類申請条件や対象となる人
身体障がい者手帳・身体関連で生活動作が不自由・主治医がサポートが必要だと認める
療育手帳・指定された機関で知的障がいに関する判定を受ける
精神障がい者保健福祉手帳・精神障害によって6ヶ月以上通院している・日常生活や社会への制約がある

それぞれ手帳の種類ごとに対象となる人や条件が異なるため、どの種類に当てはまるか確認しておきましょう。

障害者手帳の申請手続きと必要なもの

障がい者手帳の申請手続きや必要なものは、手帳の種類によって変わります。
それぞれどのような申請手続き・必要なものがあるのか確認してみてください。

身体障害者手帳

身体障がい者手帳を受け取りたい場合は、以下の流れで手続きを進めましょう。

  1. 札幌市役所の福祉課担当者に相談
  2. 身体障がい者福祉法第15条指定医師のもとで受診
  3. 医師の診断書・意見書を交付してもらう
  4. 札幌市役所の福祉課に診断書または意見書の提出と手帳申請の手続き
  5. 審査待ち
  6. 審査時に届いた書類や印鑑を持参して札幌市役所の福祉課に訪れる
  7. 指示された内容に沿って手帳を受け取る

窓口に申請した際に、審査が行われますが、審査に関しては約1ヶ月と長い期間かかってしまうケースが少なくありません。

そのため、身体障がい者手帳の申請を検討している場合は、早めに手続きを行うようにしましょう。

参照:北海道公式サイト

療育手帳

療育手帳の申請方法は、以下のとおりです。

  1. 母子手帳や学校の成績表、医療機関や教育相談機関の記録を持参して札幌市児童相談所に訪問
  2. 札幌市児童相談所の判定を受けたあとに、判定書を持って札幌市の保健福祉課に提出
  3. 療育手帳の交付

療育手帳を受け取る際には、判定書と合わせて印鑑や写真が必要になるため、持参しましょう。
事前に札幌市の保健福祉課に必要なものを確認しておくと、スムーズに手続きを進められますよ。

参照:札幌障がい年金相談センター
参照:北海道公式サイト

精神障害者保健福祉手帳

精神障がい者保健福祉手帳を受け取りたい場合の申請方法は、以下の流れで進みます。

  1. かかりつけの精神科医に相談する
  2. 精神障がい者保健福祉手帳申請書を用意
  3. 申請・診断書・印鑑・写真・マイナンバーカード・精神障がいに基づく年金を現に受給していることの証明書類を持参
  4. 札幌市役所の保健福祉課の窓口で手続申請
  5. 発行手続きの審査
  6. 精神保健福祉センターから交付決定通知書が届く
  7. 札幌市の保健福祉課にて手帳を受け取る

精神障がい者保健福祉手帳を申請する際には、さまざまな書類が必要になります。
忘れ物がないように、1つずつチェックボードなどを活用しながら準備すると忘れ物がない状態で申請窓口に足を運べるでしょう。

参照:札幌市公式サイト

より詳しい申請方法については、札幌市の公式ホームページをご覧ください。
札幌市ホームページ「各種手帳の交付」

障害者手帳を取得すると受けられるメリット

障がい者手帳を取得すると受けられるメリットは、以下の6つがあげられます。

  1. 税金の控除・非課税の優遇措置
  2. 医療費
  3. 公共交通機関
  4. NHK受信料
  5. 携帯料金
  6. 就労支援・福祉サービス

それぞれのメリットについて解説していきます。

税金の控除・非課税の優遇措置

障がい者手帳を持っている場合は、所得税や相続税・贈与税などをはじめとした税金の控除や非課税の優遇措置が受けられます。

たとえば、障がい手帳がある場合は所得税の控除として27万円(特別障がいの場合は40万円)が所得金額から差し引かれます。

ほかにも相続税に関しては、相続人が障がいのある方だった場合は、85歳に達するまで年数1年に付き10万円が控除として相続税金から差し引かれますよ。

さまざまな税金の控除・非課税の優遇が受けられるため、あなたに関係のある税金をチェックしておきましょう。

参照:国税庁

医療費

心身に重い障がいがある場合は、医療費の一部を札幌市が助成してくれます。
具体的には、生計維持者が住民税課税の方の場合は、医療費の1割が自己負担になります。

助成の対象となる方は、次のいずれかが当てはまる方です。

  1. 社会保険や国民健康保険など公的医療保険に加入している
  2. 公的医療保険の被保険者が札幌市に住民登録している
  3. 生計維持者の前年の所得が限度額未満である

また助成を受けるためには重度心身障がい者医療費受給者証が必要になるため、区役所福祉助成係に足を運び相談しましょう。

参照:札幌市公式サイト

公共交通機関

障がい者手帳を保有している場合は、交通費助成が受けられます。

たとえば、身体・療育手帳が第一種の場合は、中央バスや夕鉄バス、ジェイ・アール北海道バスなどさまざまなバス・地下鉄・市電が5割引になります。

定期券などの割引に関しては、各交通事業者に問い合わせましょう。

参照:札幌市公式サイト

NHK受信料

障がい者1級の手帳を保有している場合は、世帯主かつNHKの受信契約者である場合、半額の免除を受けられます。

ほかにも、身体・療育・精神の障がい者手帳を持っていて、世帯全員が市民税非課税の世帯の場合は、全額免除を受けることが可能です。

参照:札幌市公式サイト

携帯料金

障がい者手帳を保有している場合は、携帯料金の割引を受けられます。
割引額に関しては基本料金やオプションによって異なるだけでなく、契約している会社によって差があるため、気になる場合は契約先の会社に連絡してみましょう。

参照:札幌市

就労支援・福祉サービス

障がい者手帳を取得できると、就労支援・福祉サービスの利用が可能です。
たとえば少しずつ仕事に慣れるようにしたい場合は、就労継続支援を利用できますよ。

手帳を持っている場合はA型とB型事業所どちらの利用が可能で、一般企業の就職を目指したり、あなたの体調やペースに合わせて働いたりできます。

少しずつ働くことに慣れたい方は、就労支援・福祉サービスの利用を検討してみましょう。

札幌市西区にある就労継続支援B型事業所の「ジャバメート」では、あなたの体調やペースに合わせて働ける仕事が豊富にあります。

たとえば、洗濯やポスティング、清掃などさまざまな仕事から選択可能で、あなたの好きや得意を活かせる仕事が見つかりやすいですよ。

また週1~2回から働くことや、午前だけ・午後だけ勤務も可能です。
少しずつ働くことに挑戦してみたい方は、一度ジャバメートにご相談ください。

ジャバメートについて

障害者手帳の更新と注意点

障がい者手帳を保有する場合は、更新と注意点を把握しておきましょう。
それぞれどのような更新時期・手続きとなっているか解説していきます。

更新時期と手続きの流れ

障がい者手帳は種類によって更新が必要になります。

たとえば身体障がい手帳に有効期限が記載されていない場合は、基本的に更新の必要がありません。
有効期限が記載されている場合は、再認定時期の1ヶ月前に通知が届くため、医師の診断書や意見書を病院でもらってから、役所の障がい福祉課で申請を行いましょう。

療育手帳は年齢に応じて手帳交付から一定期間後に再判定が行われます。

基本的には再判定が必要な2~3ヶ月前に再判定申請書と合わせて障がい福祉課に提出を行い、面談の日程を決めて知能検査などを受けます。

精神障がい者保健福祉手帳は、有効期限が2年と定まっており、2~3ヶ月前に通知書が届きます。

必要書類を揃えたうえで自治体の障がい福祉窓口に足を運び申請を行うと1~2ヶ月ほどで交付してもらえます。

それぞれの手帳ごとに通知が届くタイミングや手続きが変わるため、事前に確認しておきましょう。

紛失・再発行の対応方法

障がい者手帳を紛失してしまった場合は、再交付申請書と顔写真を持参して区役所の保健福祉課に申請しましょう。

身体障がい者手帳が破損した場合は、破損した手帳も持参する必要があります。

参照:札幌市公式サイト

障害者手帳で受けられる札幌市の施設の割引・無料サービス

障がい者手帳を保有していると札幌市のさまざまな施設の割引・無料サービスを受けられます。

たとえば、さっぽろテレビ塔の場合は、手帳所有者と付き添いの方1名の入場料が半額になります。
ほかにも札幌市時計台では手帳所持者と付き添いの方1名が無料、札幌シネマフロンティアでは鑑賞料金が1,000円になるなどのサービスがありますよ。

札幌市のさまざまな施設で割引・無料サービスが受けられるため、気になる方は区役所に聞いてみるとよいでしょう。

まとめ

札幌市で障がい者手帳を受け取りたい場合は、手帳の種類に合わせた手続き・申請書の準備が必要になります。

それぞれの必要な書類や流れを把握しておくと、手続きがスムーズに進められますよ。

障がい者手帳を受け取ると就労継続支援などの福祉サービスを利用できるため、これから少しずつ働きたい方やさまざまなサービスを受けたい方は、申請手続きを行ってみてください。

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