
「自閉スペクトラム症(ASD)・注意欠如・多動症(ADHD)を併発しているせいか、なかなか仕事が続かない…」
「自閉スペクトラム症(ASD)・注意欠如・多動症(ADHD)の場合は具体的にどのような仕事が向いているのだろう…」
上記のような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
ASDとADHDを併発している場合は、さまざまな点でトラブルを抱えてしまい、ストレスや生きづらさを感じてしまうケースが少なくありません。
そこで札幌市西区にある就労継続支援B型事業所の「ジャバメート」が、ASD・ADHDを併発している方におすすめの職種や働きやすい環境について解説していきます。
おすすめの職種や働きやすい環境を知っておくことで、ストレスが少ない仕事を見つけやすいですよ。
仕事が長く続かないと悩んでいる方や、これから特性と向き合いながら働く習慣を作っていきたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
札幌市西区にある就労継続支援B型事業所「ジャバメート」では、洗濯のお仕事を中心に、さまざまなお仕事をご用意しています!お電話またはお問い合わせフォームから「お申込み」いただき、見学・体験ができます。体験をご希望の方には、交通費として1,000円を支給し、無料の昼食もご用意しております!就労継続支援B型事業所をお探しの方はお気軽にお問い合わせください。
目次
ASDとADHDの併発とは?仕事にどう影響するのか
自閉スペクトラム症のASDと注意欠陥多動性障害のADHDは、併発してしまうケースも少なくありません。
ASDは人間関係の構築を不得意とする症状が多く、ADHDは注意力が散漫になったり落ち着きがなかったりする症状です。
どちらも似ている症状があり、併発した場合は社会適合具合が著しく下がるといわれています。
そのため、ASDとADHDが併発した場合は仕事が難しく感じてしまい、長く続かないケースが多いです。
ASDとADHDの特性と違い
ASDとADHDの特性の違いは、以下のとおりです。
障がいの種類 | 特性 |
---|---|
ASD | ・相手の感情や表情を読むのが苦手・こだわりすぎてしまう・好き嫌いがはっきりしている |
ADHD | ・落ち着きがない・周りのものが気になりすぎてしまう・忘れてしまうことが多い・こだわりが強い |
たとえば、ASDはコミュニケーションを苦手とし、相手の表情や感情を読み取るのが苦手です。
そのため、人間関係の構築が難しく職場の方と馴染めなかったり孤立してしまったりするケースが多くあげられます。
一方ADHDは注意力が散漫になりやすく、落ち着きがないという特性があります。
注意力が散漫になってしまうため、物をなくしてしまったり重要な話を聞いておらずケアレスミスをしたりするケースが多いです。
このような違いがありますが、ASDとADHDが併発してしまうとさまざまなトラブルを招きやすいため、細心の注意が必要になります。
仕事で困りやすいポイント
ASDとADHDが併発している方で仕事に困りやすいポイントは、以下のとおりです。
- ケアレスミスを起こしてしまいやすい
- 周りが気になってしまい集中できない
- 一ヶ所に留まるのが難しいと感じる
- 思い立ったら行動してしまう
- 人の話の順番が待てない
- コミュニケーションが上手く取れずに相手を怒らせてしまう
- 集中しすぎてしまい作業が滞ってしまう
ASDやADHDを併発していると、ケアレスミスが起きやすかったり、集中しすぎてしまって他の作業が滞ってしまったりなどが起きやすいです。
さまざまな点で仕事に困ってしまいやすい傾向があるため、事前に困りやすいポイントを把握し、対策を行っておくのが好ましいでしょう。
ASD・ADHDを併発している方に向いている仕事とは?
自閉スペクトラム症(ASD)と注意欠如・多動症(ADHD)を併発している方はさまざまトラブルを招く可能性がありますが、向いている仕事もあります。
どのような仕事が向いているのか、向いている仕事の特徴や具体的な職業例を解説していきます。
向いている仕事の特徴
ASDとADHDを併発している方におすすめの仕事の特徴は、次のとおりです。
- 得意や興味を活かせる仕事
- 感受性豊かな点を活かせる仕事
- 好きなことに対して追求できる仕事
ASDやADHDは、得意や興味な物事に対して高い集中力を発揮できる特性があります。
そのため、好きなことや興味があることが仕事になると、高い集中力や追求心を活かしながら仕事を行えるでしょう。
具体的な職業例
ASDやADHDを併発している方におすすめの仕事・職業は、以下があげられます。
- クリーニング業・洗濯業
- エンジニア・プログラマーなどのIT業務
- 工場や倉庫などの仕分け作業
- WebライターやWebデザイナーなどのクリエイティブ業
- 研究員
たとえば、クリーニング業や洗濯業では、服などをきれいにする作業があるため、こだわりが強いASDやADHDの方の特性に合っています。
またさまざまなポイントに気付ける感受性の豊かさを活かせるので、ASDやADHDの方に向いているでしょう。
ほかにも好きなことや興味があることを追求できる研究員や、さまざまな仕事に挑戦して好きなことや興味があることに触れられるクリエイティブ系の仕事も向いていますよ。
札幌市西区にある就労継続支援B型事業所の「ジャバメート」は、クリーニング業や洗濯業を中心としたお仕事を用意しています。
また洗濯以外にもオリジナル洗剤の製造や商品撮影などさまざまなお仕事があり、あなたの好きや得意を活かした仕事内容をご提案できます。
ASD・ADHDの併発で仕事が続かないと悩んでいる方は、まずはジャバメートで無理なくお仕事に慣れていきませんか?
職場での困りごとと解決策

次は、ASDやADHDの方が職場で困りやすいことと解決策について解説していきます。
どのような理由から仕事が続かないのか悩んでいる方や、職場が長く続くような解決策が知りたい方は、参考にしてみてください。
仕事が続かない理由と対策
ASDやADHDの方が仕事が続かない理由は、周りのことが気になってしまいケアレスミスを起こしすぎてしまったり、コミュニケーションが上手くいかないなどがあげられます。
特にASDやADHDは、興味があることや得意なことにこだわりが強くなってしまい、スケジュールを滞ってしまうケースも少なくありません。
タスク管理ツールの活用や職場の人間関係で悩まないような対策を行っておくと、仕事が続けやすいでしょう。
たとえばコミュニケーションが上手くいかない場合は、相手への配慮や自分の意識の変容などを行うのがおすすめですよ。
職場の人間関係で悩まないためのポイント
職場の人間関係で悩まないためのポイントでは、相手に配慮しながらコミュニケーションを取ったり、ポジティブな会話になるように意識してみましょう。
相手のことを尊重している状態で話を進めると、相手も悪い気持ちになりにくいです。
コミュニケーションが苦手な場合は、挨拶や感謝の言葉を伝えるところから始めてみるのもおすすめですよ。
またネガティブな思考は避けられやすい傾向があるため、ポジティブな思考を大切にすると、相手も好印象を抱いてもらいやすい傾向にあります。
タスク管理のコツと便利ツール
物事にこだわりすぎてしまい、スケジュールが滞ってしまう場合は、タスク管理ツールなどを活用しましょう。
周りのことが気になりすぎてしまい、本来やるべきスケジュールやタスクを見失ってしまうケースも多いので、事前にスケジュールやタスクを確認する時間を定めておくのがおすすめです。
スケジュールやタスクを確認することで、忘れていた内容などを再度思い出せます。
タスクを確認したうえで現状と照らし合わせ、再度スケジュールを設定ができるため、ケアレスミスが少なくなりやすいですよ。
ASD・ADHDを併発している方の求人情報の探し方
ASD・ADHDを併発している方のおすすめの求人情報の探し方では、以下の4つがあげられます。
- ハローワークを活用する
- 人材紹介サービスを利用する
- 就労移行支援事業所を利用する
- 相談支援事業所を活用する
それぞれどのようなお仕事が探せるのか解説していきます。
ハローワークを活用する
ハローワークは工場や倉庫などの仕事や、クリーニング業などの仕事を探したい方におすすめです。
ハローワークは地域密着型の特徴があり、地域の工場や倉庫の求人を多く保有しています。
また地元企業の求人も多いため、クリーニング業や洗濯業などの求人も豊富に取り扱っています。
地元で働きたい方や、作ることが好きな方や仕分け作業が好きな方は、ハローワークをチェックしてみてください。
人材紹介サービスを利用する
エンジニアやプログラマーなどのIT系業務や、研究員など専門的な仕事を探したい場合は、転職エージェントのような人材紹介サービスがおすすめです。
人材紹介サービスでは担当者があなたの希望条件を聞き、一緒に条件に合う求人情報を探してくれます。
また担当者があなたに合う求人を見つけた際に、提案してくれるため仕事探しが苦手な方にも向いているでしょう。
就労移行支援事業所を利用する
就労移行支援事業所は、ハローワークの協力を得ながら一緒に職業を探してくれたり、仕事に関する訓練が受けられる場所です。
たとえば「一つの物事にこだわりすぎてしまう」「ケアレスミスが多い」などの課題解決に向けた訓練を受けられますよ。
さらに就職後も定着できるようなサポートが受けられるため、長く働き続けられる職場を探したい方におすすめです。
相談支援事業所を活用する
ASD・ADHDの方が求人情報を探したい場合は、相談支援事業所を活用するのもおすすめです。
相談支援事業所は、障がい福祉サービスの利用計画の作成や利用支援などを行ってくれます。
たとえば、一緒に就労継続支援A型やB型のサービス等利用計画書の作成をサポートしてくれますよ。
無理なく働けるような職場の提案やサポートをしてくれるため、少しずつ働くことに慣れていきたい方は、相談支援事業所の活用も検討してみてください。
働きやすい環境とは?

長く働き続ける仕事を見つけたい場合は、働きやすい環境だと感じる職場を重視しましょう。
同じ職場で働き続けるためには、働きやすい環境でなければ難しいです。
なぜ職場の環境が重要なのか解説していきます。
職場環境の重要性
長く働き続ける仕事を見つけるうえでは、職場環境が欠かせません。
たとえば働く仕事内容が得意な内容であったとしても、職場の周りの方と上手く関係が構築できなかった場合は、居心地が悪くなってしまい、次第に嫌な気持ちになってしまうケースが少なくありません。
一方、周りの方と良好な環境が築けたとしても、働く仕事の内容が嫌なものだったり、苦手なジャンルだったりする場合は、作業を続けるたびに嫌な気持ちになってしまいます。
ケアレスミスから怒られる結果につながってしまう可能性が高いでしょう。
そのため長く働き続けるためには、職場の環境が重要になります。
就労移行支援を活用しよう
同じ職場で長く働き続けるために、就労移行支援を活用するのもおすすめです。
就労移行支援では、障がいの特性に合わせた訓練が受けられます。
たとえばASD・ADHDの方が抱えやすい「注意力が散漫になってしまう」「こだわりが強くなりすぎてしまう」という状態に対する課題解決のための訓練を受けることが可能です。
どのような点を改善していくべきかサポートを受けながら訓練を積めますよ。
まずは就労継続支援を活用するのもおすすめ
仕事に少しずつ慣れていきたい場合は、就労継続支援の活用もおすすめです。
就労継続支援は、障がいの特性に合わせて働けるため、無理なく働く習慣づくりを行いたい方に向いています。
少しずつ慣れていない状況もサポートしてくれるので、これから働くことに挑戦していきたい方は、就労継続支援の活用を検討してみてください。
札幌市西区に就労継続支援B型事業所の「ジャバメート」では、無理なく働ける環境を探している方におすすめです。
週に1回や2回など勤務する頻度や、午前だけ・午後だけなどの働き方も選択できます。
あなたのペースや体調に合わせて働けるように提案しますので、これから働くことに慣れていきたいと考えている方は、ジャバメートに相談してみてください。
まとめ
ASD・ADHDを併発している方は、さまざまな点から仕事が続かないと悩みを抱えてしまうケースが多いです。
しかし、特性を理解しているとトラブルを回避できるほか、強みを活かせる仕事が見つけやすいですよ。
また仕事に慣れていない方は、就労移行支援や就労継続支援などを活用すると、少しずつ働く習慣づくりができます。
ASD・ADHDで悩みを抱えている方は、本記事を参考にあなたに合った仕事を見つけてみてください。
まずはジャバメートでお仕事に挑戦してみよう!

ジャバメートは、札幌市西区二十四軒(札幌中央卸売市場向かい)にある、就労継続支援B型事業所です。地下鉄東西線「二十四軒駅」から徒歩8分と、地下鉄で通える便利なアクセス。
- 高収入を目指せる! 頑張り次第で、高い工賃をGET!
- 洗濯スキルがUP! 自分の洗濯物を週1回、仕事として洗えます。
- 自分に合った仕事を選べる! 洗濯、ポスティング、清掃、チラシ折りなど、色々な仕事があります。
- 楽しいイベント盛りだくさん! レクリエーションで、仲間と楽しい時間を過ごせます。
- アットホームな雰囲気!
「働きたいけど、続けられるか不安…」
「体力やメンタル面に自信がない…」
そんな方も、ご安心ください。ジャバメートは、一人ひとりのペースに合わせて、丁寧にサポートします。
普段のジャバメートの様子はInstagramで!
見学はいつでもOK! ご予約いただければ、職員がご案内します。
ご同行も大歓迎です! ご家族や支援者の方と一緒に来ていただけます。
- 交通費として1,000円支給!
- 体験ご希望の方は、昼食をご提供!
お気軽にお問い合わせください。
電話での予約はこちら
見学・体験の申込はこちら!